レイン・フォール de エキストラ [イベント・ＴＶ]
初体験です～
自主制作映画のエキストラなら一度だけ経験しましたが、この作品はビッグ・タイトルです。
日曜に友人に誘われて映画「レイン・フォール～雨の牙」という作品のエキストラに参加して来ました。この映画は来年春公開予定だそうです。サイトチェックしたら、エキストラは一般でも公募してたんですねー。
http://www.sonypictures.jp/blogs/sonypicturesplus/2008/05/post_213.php
朝８時４５分に撮影現場の最寄駅で待ち合せ。天気はタイトルにふさわしく雨ですよ。雨～
エキストラにあたりドレスコードがあって「当日の服装は自由ですが、原色、柄は避け、地味な色合いのもの、白もできれば避けてほしいとのこと。」という文面で、 はて？一体何を着ればいいのじゃろうか？でした。
現場に行ってから判ったことには「地味な色合い」がＯＫでした。この文面じゃ困っちゃうわねえ（苦笑）。なので当日衣装担当さんが大活躍してました。私も上半身が明るすぎるということで、上着をお借りしました。
なんでも撮影に関しては色彩を暗めにしているのだそうです。映像に於ける色調は見せる要素での大事なファクターだもんなあ。観客である私達には一瞬で流れる映像でも、クリエイト側にとっては一カットで止まっている映像なんですね。
「大分お待たせちゃいますがよろしくー」ということで、撮影風景を上から眺めていたり、ソファで居眠りしたりして16時まで待機しました。撮影は１階と２階部分を２０時までお借りていたそうです。
美術館に見立てた１階エントランスからは何度も「アクション」「カット」の声が上がります。その声に合わせて、エキストラの方がランダムに移動してきます。方向はバラバラでも速度は示し合わせたように同じです。これはあくまでも撮影なんだなあ。
世話役さんの談話によると、日本映画だと観客は主役しかみないからエキストラの演技にはこだわらないという傾向が主だそうですが、こちらの監督さんはそうではないので丁寧に指導するので時間が掛かるとの事。
どちらが正しいのかはさておき、表現者としてはエキストラの演技もおろそかに出来ないというのが正解じゃないかしら。それが出来るこの現場は素晴らしいということなのでしょうね。
14時頃にロケ弁も食べて、このまま出番もないまま帰ってもいいやーという気分になった時にやっと声が掛かりました。私の役目はカメラの前を横切る通行人。５ｍ間隔で順にカメラの前を出て歩くように指示を頂きました。
とんでもないことに、誘ってくれた友人は土壇場でドレスコードにひっかかり、今回は×ということに。どひゃーん。一人じゃヤダよう～
最初は２回ほどタイミングのキューを出してくれましたが、あとは各自適当に歩いてくれという。後ろにいた可愛い子ちゃんが背中押してくれたりして、なんとかタイミングをつかんでカメラの前を横切ることに集中です。たった５ｍの距離と数秒間が長く長く感じます。
２０テイクほど歩いた時に、今度は本番でちょっと長くカメラを回しますーとのこと。え
今までのカットは練習に過ぎなかったのです！そして本番長回しのテイクは一回だけ。それまで一方方向に歩くだけだったけど、今度は３回ほど往復したり、絵画を観る演技もです。うひー。
うわあ、緊張するよー。でも、緊張してられない。歩け歩け。あ、呼ばれた。また歩く歩く。そんな時が永遠に続くかと錯覚し出した時、高らかに響く「ＯＫー！」の声。
はあああ～～～～～
開放感と達成感と一瞬で大海が割れ、荒れ狂った空かすみやかに晴れ渡る爽快感・・・・。現場はスタッフ関係者の満面の微笑みでいっぱいです。撮影後には監督がエキストラひとりひとりに「ベリグー」と「アリガトウ」を連発しながら握手してくれました。うるうる来ちゃいますね。
このシーンが使われるかどうかも定かじゃないけど、現場に参加できて誇らしい気持ちになりました。待機時間も入れると９時間拘束されていたわけですが、映画に限らず、多くの人々の協力の元、ひとつの作品が出来る現場を体験できてとても良かったです。
来春公開されるのが待ち遠しいのと、観客以外の視点で見ることができそうです。貴重な体験を与えてくださって有難うございました。
自主制作映画のエキストラなら一度だけ経験しましたが、この作品はビッグ・タイトルです。
日曜に友人に誘われて映画「レイン・フォール～雨の牙」という作品のエキストラに参加して来ました。この映画は来年春公開予定だそうです。サイトチェックしたら、エキストラは一般でも公募してたんですねー。
http://www.sonypictures.jp/blogs/sonypicturesplus/2008/05/post_213.php
朝８時４５分に撮影現場の最寄駅で待ち合せ。天気はタイトルにふさわしく雨ですよ。雨～
エキストラにあたりドレスコードがあって「当日の服装は自由ですが、原色、柄は避け、地味な色合いのもの、白もできれば避けてほしいとのこと。」という文面で、 はて？一体何を着ればいいのじゃろうか？でした。
現場に行ってから判ったことには「地味な色合い」がＯＫでした。この文面じゃ困っちゃうわねえ（苦笑）。なので当日衣装担当さんが大活躍してました。私も上半身が明るすぎるということで、上着をお借りしました。
なんでも撮影に関しては色彩を暗めにしているのだそうです。映像に於ける色調は見せる要素での大事なファクターだもんなあ。観客である私達には一瞬で流れる映像でも、クリエイト側にとっては一カットで止まっている映像なんですね。
「大分お待たせちゃいますがよろしくー」ということで、撮影風景を上から眺めていたり、ソファで居眠りしたりして16時まで待機しました。撮影は１階と２階部分を２０時までお借りていたそうです。
美術館に見立てた１階エントランスからは何度も「アクション」「カット」の声が上がります。その声に合わせて、エキストラの方がランダムに移動してきます。方向はバラバラでも速度は示し合わせたように同じです。これはあくまでも撮影なんだなあ。
世話役さんの談話によると、日本映画だと観客は主役しかみないからエキストラの演技にはこだわらないという傾向が主だそうですが、こちらの監督さんはそうではないので丁寧に指導するので時間が掛かるとの事。
どちらが正しいのかはさておき、表現者としてはエキストラの演技もおろそかに出来ないというのが正解じゃないかしら。それが出来るこの現場は素晴らしいということなのでしょうね。
14時頃にロケ弁も食べて、このまま出番もないまま帰ってもいいやーという気分になった時にやっと声が掛かりました。私の役目はカメラの前を横切る通行人。５ｍ間隔で順にカメラの前を出て歩くように指示を頂きました。
とんでもないことに、誘ってくれた友人は土壇場でドレスコードにひっかかり、今回は×ということに。どひゃーん。一人じゃヤダよう～
最初は２回ほどタイミングのキューを出してくれましたが、あとは各自適当に歩いてくれという。後ろにいた可愛い子ちゃんが背中押してくれたりして、なんとかタイミングをつかんでカメラの前を横切ることに集中です。たった５ｍの距離と数秒間が長く長く感じます。
２０テイクほど歩いた時に、今度は本番でちょっと長くカメラを回しますーとのこと。え
今までのカットは練習に過ぎなかったのです！そして本番長回しのテイクは一回だけ。それまで一方方向に歩くだけだったけど、今度は３回ほど往復したり、絵画を観る演技もです。うひー。
うわあ、緊張するよー。でも、緊張してられない。歩け歩け。あ、呼ばれた。また歩く歩く。そんな時が永遠に続くかと錯覚し出した時、高らかに響く「ＯＫー！」の声。
はあああ～～～～～
開放感と達成感と一瞬で大海が割れ、荒れ狂った空かすみやかに晴れ渡る爽快感・・・・。現場はスタッフ関係者の満面の微笑みでいっぱいです。撮影後には監督がエキストラひとりひとりに「ベリグー」と「アリガトウ」を連発しながら握手してくれました。うるうる来ちゃいますね。
このシーンが使われるかどうかも定かじゃないけど、現場に参加できて誇らしい気持ちになりました。待機時間も入れると９時間拘束されていたわけですが、映画に限らず、多くの人々の協力の元、ひとつの作品が出来る現場を体験できてとても良かったです。
来春公開されるのが待ち遠しいのと、観客以外の視点で見ることができそうです。貴重な体験を与えてくださって有難うございました。
from rouxchan
リブリーアイランド
ダーリン近影
近くじゃなくて遠くでした（笑）
こんばんは～
いろんなことやっちゃうんですね～
緊張しそうだけど なんか楽しそうな感じもするなぁ。
そのシーン 使われるといいね。
来春ってことは １年後かぁ。楽しみだね～～～。
そういや
この前来られたお客さんもエキストラの経験者で
水谷豊主演の ２時間ドラマに出たことあるって言ってた。
宮崎でのロケがあったときらしいんだけど。（かなり前？？）
かなり優しくてかっこよかったって言ってたぁ。（いいな～）
by suu (2008-05-28 23:12)
＞suuｻﾏ
髪が乱れているとメイクさんが櫛片手にやってきて
サッと直してくれたんですよ。
そーいうのって主役級の役者さんにしかしてくれなさそうなのに・・・
by rouxchan (2008-05-30 12:10)