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ライラの冒険 黄金の羅針盤 [映画・DVD]

面白かったー。

 科学と魔法がごっちゃになっている世界感は双方の夢と希望があって好きだなあ。19世紀初頭のエネルギーのまま進んでたら21世紀はどーなってたかなあ。。。なんて思ったりして。

 黄金の羅針盤は真実を指し示すアイテムで、昔はたくさんあったそうだ。ってことは、作った職人さんもいたってことだよね?世界を牛耳る教権の都合が悪いアイテムだから壊されちゃったんだって。銀の羅針盤もあるのかな。

 扱えるのはライラだけという設定だけど、数があったなら羅針盤を読み取れる人間も他にいるはずだよなーなんて思ったりして。

 黄金の羅針盤があったらいいなと最初思ったけど・・・。うーん、どうだか。ピンチを救ってもらえるのはいいけど、何を決めるのにも羅針盤を頼ってしまってはいけないなあと思った。

 ライラの世界では、ダイモンと呼ばれる動物の形態をした魂と常に行動をしていて、ダイモンと常に会話するのね。あれって、ダイモンが話す言葉の方が深層心理なのかしら。

 ダイモンを傷つけると主も苦しがるし、その関係性が面白かった。ニコール・キッドマンが演じるコールター夫人が自分のダイモンをひっぱたいてたけど、あれって自虐なんだね。

 ともかくライラがクソ生意気な目をしていて可愛かった。友達ロジャーと交わした約束も守ってかっこいい。子供の頃は近所の男の子とセミ撮りしたり駆けずり回ってた私としてはあんなクソガキだったことでしょうなあ。今でも基本は変わらないけどね。

 印象に残ったのは、まだ羅針盤を読みなれてないライラに向って言われた「答えはすぐに出さなくてもいいんだ」というセリフ。慌てるナントカはもらいが少ないというけど、実生活でも慌てると読み間違えるしね。

 気にあるのは、コールター夫人がやたらライラを支配しようとするシーン。どういう感情なのか分かりずらいけど通常で考えると、・・・・かしらね。

 ニコール・キッドマンはうっとりするほど綺麗で、髪型も服装もいろいろ観れて目の保養でした。エンディングロールのキャストも一番最初に名前が載っていてさすがの存在感でした。瞳の青さが後から着色したみたいでベタっとして見えるんですが・・・。あれって修正してるのかな?

 CGはアニメーションの手法だと思えば質感感がなくてもいいんだね。飛行船の窓ガラスに映った背景が緻密で凄い。

 強大な権力と、楯突く人々。謎の美女に魔女によろいクマに流浪の民と入り乱れて、教権と黄金の羅針盤、ダストとダイモンの謎も解明されぬまま、え?こんなところで終わるの感があった。はよ次回作を。

 期待度:★★★★☆
from rouxchan

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