鹿児島郷土菓子 de ふくれ

鹿児島の郷土菓子だそうです。


　有楽町にあるかごしまのアンテナショップ「かごしま遊楽館」でみつけました。ふかふかなのに重量の有りそうな、中華菓子でいえば馬拉米羔(マーラ イコ）みたい。

　蒸かして作るお菓子で、鹿児島ではごくごく普通にどこでも売っているそうです。原材料は、小麦粉・黒糖・膨調剤とシンプル。甘みは黒糖だけなのでほんのりしていながらコクのある甘みです。

　しっかりした生地を膨らます秘密は「炭酸」。重曹も使われるようですが店舗によっては炭酸で作るそうです。重曹は熱に弱く、蒸かしには向かないとの理由で炭酸で膨らませるとか。

　そういえば兵庫の有馬温泉に炭酸せんべいというお土産品がありましたっけ。炭酸が含まれた有馬の温泉水で生地を作ることでせんべい生地を膨ませ、さくさく感を生むんですよね。あれも美味しいです（＾‐＾）♪

　このふくれも炭酸のなせる業。もっちもちです。ちょっとレンジでチン☆して温めると蒸かしたての風味を味わえます♪ほうじ茶と一緒に食べるとｳﾏｳﾏです～ 油を使わないのでヘルシーですね。


　お菓子も人間も素朴なものが好きなので、素朴な味わいが気に入りました♪　まだ口の中に黒糖の甘さがやんわり残ってます。人の優しさも人情も後味に残る風味のようなものなのが本物かもしれません。

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